サービス
Co-Prototypingとは?
共に調査・分析・企画を行い、
素早くプロトタイプを作って
実際の反応を試すアプローチ
プロトタイプ作成の5つのステップに伴走し、素早く確実に成果に繋げます。
また、共に走ることでプロジェクトチームの調査・分析・企画能力を底上げします。
新規事業や組織変革のプロジェクトは簡単ではありません。プロジェクトチームが途中で空中分解したり、最終の調査結果にピンとこない、といったことがよく起こります。これらの問題は、チームメンバーの想いや考えが十分にすり合わせられていなかったり、チーム内の役割分担と連携方法が曖昧だったり、そもそものゴールとアウトプットイメージの認識が合っていない為に起こります。
Co-Prototyping(コー・プロトタイピング)では、プロジェクト道中の険しい道のりを、最初から最後までファシリテーター/リサーチャーが伴走します。ファシリテーター/リサーチャーはチームの関係性構築に気を配りながら、リサーチの専門知識をチームに投入します。それにより、内部と外部の専門性を活用し、一緒に探し出した洞察を元にアイデアをつくり、試作、評価、改善を重ねてプロジェクトを成功に導きます。また、ファシリテーター/リサーチャーがプロジェクトに伴走することで、プロジェクト終了後に、そのノウハウが組織に残ります。
Co-Prototypingのプロセス
1.Co-Start
共に始める
プロジェクトメンバーの関係性はプロジェクトの成否を左右します。チームが途中で空中分解したり、途中でゴールの認識が異なっていたことが明らかになることは少なくありません。Co-Start(コー・スタート)段階ではそのような事態を防ぐ為、最初の1歩を踏み出す前にシステムコーチング(R)の手法を用い、チームの関係性構築を行います。
- システムコーチングの手法を使い、チームの関係性を強化する
- その中で、ゴールや各自の役割を明確にする
2.Co-Research
共に調べる
他者が作った調査レポートを見て得られる洞察には限界があります。なぜなら、強い課題意識と専門性を持つメンバーとともに自分の目を通して調査を行うことで、見えてくる事実があるからです。そのため、Co-Research(コー・リサーチ)段階では、メンバー1人1人が現場に入り調査することを重視します。現場調査の中で手触り感のある現場の生の状況を腹に落ちた知識として吸収していきます。
- エスノグラフィーのツールを使い、現場の生の情報を収集します。
- 異なる専門的視点を持つチームメンバーと共に、様々な切り口から現場調査を行います。
3.Co-Insights
共に洞察する
調査で得られた事実や気づきは素早くチームメンバーで共有し、それをもとに次の調査計画(論点や仮説)を素早く修正していく必要があります。Co-Insights(コー・インサイツ)段階では、調査後、当日中にチームで写真やイラスト、文字で可視化しながら振り返りを行います。そうすることで調査結果の蓄積するごとに、洞察を深めていくことができます。
*インサイトスタジオとは:プロジェクト中、チームメンバーの基地としての役割を果たす部屋。調査結果はこの部屋で視覚化され、より深い洞察を引き出す素材としてメンバーに共有されます。このプロジェクトのコアメンバー以外でも、部屋に入ることで、プロジェクトの進捗を知ることもできます。
- 調査で発見したことを当日中にポストイットに書き出し、写真を印刷し、インサイトスタジオで視覚化します。
- 全調査が終了したら、得られた洞察の意味を解釈し、目的に応じてペルソナやユーザー体験マップとしてまとめます。
4.Co-Ideation
共に発想する
自由にブレインストーミングするだけでは、一見たくさんのアイデアに見えても重複があり、広がりが十分に得られない場合があります。またユーザー中心の視点を欠いていることもあります。Co-Ideation(コー・アイディエーション)段階では、ユーザーや組織の本質的なニーズに対し、広がりのあるアイデアを出し、評価し絞り込み、より優れたアイデアへと昇華させます。
- 調査で得た洞察を元に、チームメンバーや他分野・異分野のゲストを招き100以上のアイデアを生むためのワークショップを行います。
- アイデアの発想を広げるためにツールを活用します。
- 大量に発想されたアイデアを評価し絞り込みを行った後、それらを磨き込んで行きます。
5.Co-Prototyping
共に試作する
新規事業や組織変革に向けたアイデアは、具体的な「試作」に昇華させることで、具体的なフィードバックや更に必要な要素が出て来やすくなります。Co-Prototyping段階では、実際にプロトタイプ(試作)をつくりリアルな市場や現場でテストし評価を得ながら、アイデアを更に磨き込んでいきます。
- 実際の市場や現場での評価を得るためにプロトタイプをつくります。
- 市場や現場の反応を元に評価、修正を繰り返し、アイデアの改善を図ります。
プロトタイプの種類
粘土模型
3Dプリンターによる模型
ペーパー模型
箱庭/ジオラマ
サービス/製品スケッチ
店舗スケッチ
サービス/製品の定義文章
新聞報道シミュレーション
模擬広告
仮想利用シーン動画
サービスロールプレイ
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